いり江の福岡生活

Windows VistaのService Pack 2(以下、SP2)が出ました。
6月末から、Windows Updateなどで、無料アップデートできます。

さて、このアップデートにより、VistaはXPより早くなったのか？

残念ながら・・・・答えはNOです。

セキュリティ関係の修正の他は、BluetoothやWLAN接続の改善
などが盛り込まれてますが、大きな変更は見当たらない様子です。
強いて言えば、メモリ管理くらいかな。使わなくなったキャッシュを
積極的に開放することにより、およそ100MB程度軽くなったとのことです。
これはメモリが少ないパソコンでは効果が大きいのではないかと思います。


しかし、Microsoftは、Vistaを本当に諦めているようにみえます。
既に、Vista SP2よりも、次世代OSであるWindows 7の宣伝や
β版リリースで賑わっています。先日はアップグレード版の価格発表も
やってましたよね。Ultimateユーザーとしては、無償でなければ、
Windows 7へのアップグレードは納得できません。Microsoftは、
そうやってユーザーに次々とアップグレードさせることによって、
数十億ドルもの利益を得ている企業なんだと改めて考えてしまいます。

Ultimateのオプションだって、ユーザーに対して、
費用相応の価値を与えてきたのか？・・・非常に疑問です。


使用しているアプリケーションが対応できるなら、
Linuxに変更したいところですが、さすがに業務上支障がでるし、
やるならマックだろうか？それも今更、初期投資が馬鹿にならない。
(注)元々はMacユーザーです

Macに採用されているMax OS Xは、OS 7, 8, 9・・・と続いて、
X=10番目の意味ですが、中身は9までと全然違うものです。
パソコンより上位のマルチタスクUNIXベース(Linuxと同じ)です。
スティーブ・ジョブズがアップルを追放されていた期間に立ち上げた
NeXTという会社が作った次世代OSをそのまま採用したものです。
それに引き換え、Windowsは、マックに似せた表示はしてますが、
所詮はMS-DOSに皮を被せただけで中身はDOSコマンドの時代
そのままなんです。それのアップデートに高額の費用を要求する
なんて・・・・なんて商売上手なんでしょう？？(笑)


自分のThinkPadも、Vista SP2にアップデートして、その他諸々
1年ぶりにオーバーホールしました。結果として非常に軽くなりました。
ThinkPadは、切れ味抜群なのですが、F1マシン並に使い勝手が悪い。
非常に手間のかかる奴なのです。そこがまた可愛いのですが(笑)

久しぶりにLinuxでもやってみようかと真剣に考える・・・無料だしネ。

関連リンク：　Vista SP1