いり江の福岡生活

西海パールシーリゾートから遊覧船に乗って九十九島を観光しました。
九十九島(くじゅうくしま)は、佐世保から平戸まで広がるリアス式海岸の
群島の呼称です。良く、「実際に99の群島があるのか？」という質問が
ありますが、”九十九”というのは、”たくさん”という意味の比喩です。
(小学3年生の息子級の質問ですから、いい大人がボケないように)

佐世保市などの調査によれば、公式には208の群島が存在します。

非常に混同し易いのですが、同じ長崎県の島原市沖に広がる九十九島は
全く違うものです。読み方も、九十九島(つくもじま)と読みます。いくら何でも、
千葉県房総半島東岸に広がる九十九里浜（くじゅうくりはま）とは間違えないでしょう。

▼西海パールシーリゾート　九十九島遊覧船


こちらは西海パールシーリゾート発着場から出る遊覧船です。
帆船というか、海賊船をモチーフにした、ちょっとカッコいい遊覧船です。

▼九十九島

　　　※西海パールシーセンター発着場は、図中のマーカーの位置です

九十九島は平戸まで広がりますが、この遊覧船は佐世保の内海の
波が穏やかな場所を選んで、ゆっくりと遊覧してくれます。なかなか快適♪

それでは美しい九十九島の景色をご紹介します。
貴方も九十九島に行った気分になって、アタマの中に景色をイメージして下さい。

▼西海国立公園九十九島の景観





キレイな景色でしょう？

この湾内は、牡蠣と真珠(アコヤ貝)の養殖がとても盛んです。
田崎真珠の看板が見えましたが、現在経営再建中で従業員の4割をリストラ、
九十九島の養殖場は縮小して維持しますが、その他の7つの真珠養殖場を閉鎖します。
残った九十九島の真珠はそれだけ量・質が優れているのでしょう。
独立系投資ファンドの元、九十九島の真珠で経営再建できることを期待しています。

穏やかな海と、たくさんのキレイな島々を観ながら、ゆっくり遊覧しました。

船から九十九島観るのも迫力があって良いですが、
こういう風景は基本は上から観る方が良いかもしれません。
展海峰(てんかいほう)というスポットが観光協会のオススメのようです。
次回、行く機会があればここから観てみたいです。無料ですしね。
住所が分からないので、記事の最後に地図を載せておきます。

西海パールシーリゾート 九十九島
長崎県佐世保市鹿子前町1008
http://www.pearlsea.jp/

▼地図はこちら

▼九十九島

▼展海峰(てんかいほう)