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2011年03月30日

自然放射線量

今朝のNHKで原発関連のニュースを観ていて気になるコメントがありました。
「東京で放射能を恐れて大阪に避難する方がいますが、そもそも大阪は
自然放射線量が高いので、全く意味が無い」との事でした。パニックを回避させる
目的と思いますが、NHKは一体何を根拠にそんな話をしたのか?

そもそも自然放射線量と言うのは、原子力発電所などの人工の放射線とは別に
自然界に元々ある放射線の事です。地域によってこの値は異なります。資料を一つ掲載
しますが、どこの資料を参照しても、大体同じような数値と傾向になっているようです。

▼全国の県別自然放射線量


icon76日本の環境放射能と放射線>日本各地の空間放射線量率(2008年度) ※最新データ

自然放射線には、①宇宙線、②食べ物、③大地、④空気(ラドン)、などの影響がありますが、
例えば食べ物で言うとカリウムは私たちの体には必須の栄養ですが、微量の放射線を
持っています。岩石の多い大地の場合、花崗岩は微量ながら放射線を発生します。
関東平野は分厚い関東ローム層で覆われているのでこの影響が少なくなっているそうです。

大体、日本では年間1,500マイクロシーベルト(世界平均2,400マイクロシーベルト)の自然界
からの放射線により被爆するそうです。関東平野は関東ローム層の恩恵により、放射線量が
少ない傾向にあり、関西は多くなる傾向があります。特に、岐阜、福井、滋賀、香川、徳島、
高知、福岡などの自然放射線量が高いようです。
これがNHKの論点なのでしょうね。

さて、東京から放射線を避けて大阪に避難した場合どうなるのか?計算してみました。
東京と大阪の自然放射線量差は170マイクロシーベルト。昨日の東京の(人工)放射線量
0.108マイクロシーベルト毎時。大阪の0.037マイクロシーベルト毎時との差分を
年間で積分すると622マイクロシーベルトとなります。意外と大した事ないでしょう?
つまり、単純計算すればおよそ3.6年もすれば無視できる程度の差分しかなさそうです。
逆にもし貴方が20年大阪で暮らしていたとすれば、大きな差になるとも考えられます。

確かに東京から大阪へ避難するのは意味が無いかも・・・。勿論、短期的に大きな被爆を
するのと小さな値でゆっくりと被爆するのでは体への影響は全然違いますが、どちらに
しても大した違いではない事は良く分かったと思います。冷静に対応することが必要ですね!


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この記事へのコメント
すごくわかりやすかったです 
ありがとうございます
Posted by ケセラ ケセラ  at 2011年03月31日 08:15
>ケセラさん
東北は危ない、東京に行くと危ない!って言う気持ちは分かりますが、
少し冷静に考えて対処して欲しいですね。普通に生活する事が大事です。
Posted by iriek at 2011年04月03日 10:09
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