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2011年10月10日
iPhone4S
ついに最新のiPhoneが発売されました。待ちに待ったという感じです。
新デザインのiPhone5と同時発売で廉価版のiPhone4Sが発売されると噂されてましたが、
結局、iPhone4Sのみの発売となりました(正確には廉価版となるiPhone4 8Gも前もって発売)
▼iPhone4S
デザインは従来のiPhone4と全く同じになりました・・、一時アップルの株価は最大5%減少。
でも、ユーザーには変化が見えにくいけれども、アップルとしては大きな前進だと思います。
個人的には、技術的には非常にアグレッシブで、大きな進化を遂げた機種だと評価できます。
これは予想通りでした。Androidが1,000万画素もあるので最低限という感じですがこれが
アップルという会社です。どこのCMOSセンサを使っているのか(ソニー?)はまだ不明です。
個人的にはiPhone4のデザインは好きなので、画面が大きくならなかったのは競争力の点で
疑問が残りますが、これはこれで良かったのではないかと思います。アクセサリーも流用できるし。
これも予想通りiPad2で採用されたA5チップを搭載しました。デュアルコアなので処理能力は
単純に2倍ですが、実際にはそれ以上の能力があるようです。しかし、問題なのは待ち受け時間。
iPhone4に比べて300時間→200時間に減少しています。ただでさえ消費電流が問題となっている
スマートフォン(特にiPhone)で、ここが改悪したのは今後最初に購入したユーザーの感想待ちですね。
▼デュアルコアのApple A5プロセッサ
技術的にはこれが最も難しかったのではないかと思います。iPhone4では、
①W-CDMA(UMTS)/GSM版、②cdma2000(CDMA)版、の2種類が別々に販売されて
いました。これを統合する事で二つの商圏に同じ端末を売る事が出来ます。これが
ビジネス的にどれほど有益な事かは一々説明するまでも無いでしょう。
日本では、ソフトバンクとauの2社に同じ端末を売る事が出来るようになりましたね!
今回の機種から、ソフトバンクとKDDI auの2社で購入出来るようになりました!
さてどちらのキャリアで購入すべきなのか比較してみました。どちらも機種は同じ条件です。
1.繋がり易さ、通話品質
「繋がり易さ」はauにアドバンテージがあります。800MHz帯域を持っていますから。
同じく通話品質もcdma2000の方が良い。特にソフトバンクは通話品質は良くない。
一方、通話エリアに関してはそれ程差は無いと思います。建物の影とかが弱いだけ。
2.データ通信速度
ソフトバンク: W-CDMA 下り14.4Mbps 上り5.76Mbps
KDDI au: cdma2000 1xEvDO rev.A 下り3.1Mbps 上り1.8Mbps
それは理論値であって、実質数字程の差は体感出来ないと思います。
どちらの規格でも実質1Mbps平均しか出せないし、環境が良くてもせいぜい2Mbpsくらい。
確率的にW-CDMA HSDPAの14.4Mbpsの実力が出せるのはほぼゼロと言っても良い。
mpw.jp-携帯電話の研究と実験-・・・データ通信速度の実測結果のサイト
ちなみにcdma2000はマルチキャリアと言って3つの搬送波を多重できる。
現在は一つしか使用していない(1x=一つの搬送波の意味)ので、今後3倍(3x)までの余力がある。
というかCDMAなので多重すれば、理論的にはいくらでも伝送レートは上げられる筈です。
しかしそうなっても現実問題、通信環境に依存するのでやっぱり1~2Mbps止まりな感がある。
(見通しが良く、他にユーザーがいないで、止まっている時に14.4Mbpsの可能性はありますが)
3.料金
ソフトバンクの方が月額570円安い。これは意外と大きい。今後値下げする可能性もある。
ちなみに3社ともデータ通信が年内で破綻して従量制になる可能性が否定できない(米国はそうなった)
もしそうなったら暴動にならないのか?・・・結局WiMAXやクロッシーに逃げる方が賢いかも。
4.データ通信の安定性
cdma2000の方が安定している。しかしデータ通信と音声通信を同時にする事ができない。
一方、W-CDMAは同時にする事ができる。インターネットしている時に電話を受けることが可能。
インターネット利用中に電話出来ないのはauユーザーの常識、他のユーザーの非常識です(笑)
5.e-mail
一時的なものだが、KDDI au版では携帯メールが使えない。来年の1月頃からサポートする。
それまでの間は、gmailなどを使って絶えしのぐしか方法が無い。これは意外と不便かも?
さて自分ならどうする?
iPhoneをソフトバンクで契約して、音声通話はドコモかauのガラケーを契約します。
音声通話が月1,000円以下ならiPhoneだけでも良いかも?それ以上ならこの方法がオススメ。
iPhone4Sの待ち受け時間は従来比2/3と劣化しているので、ガンガン使う人にはいざという時に
電話が出来ない、という問題が出る可能性を否定出来ないからです。
と言うか、多分3GかWiMAXのモバイルルータを購入して、無線LAN接続した方が経済的には
良いと思います。まあ普通の人には難しいのでパッケージになったiPhoneをオススメしますけどね!
関連リンク: iPhone5, iPhone5とiPhone4S, 4G LTEとWiMAX
新デザインのiPhone5と同時発売で廉価版のiPhone4Sが発売されると噂されてましたが、
結局、iPhone4Sのみの発売となりました(正確には廉価版となるiPhone4 8Gも前もって発売)
▼iPhone4S
デザインは従来のiPhone4と全く同じになりました・・、一時アップルの株価は最大5%減少。
でも、ユーザーには変化が見えにくいけれども、アップルとしては大きな前進だと思います。
個人的には、技術的には非常にアグレッシブで、大きな進化を遂げた機種だと評価できます。
カメラは800万画素に |
これは予想通りでした。Androidが1,000万画素もあるので最低限という感じですがこれが
アップルという会社です。どこのCMOSセンサを使っているのか(ソニー?)はまだ不明です。
個人的にはiPhone4のデザインは好きなので、画面が大きくならなかったのは競争力の点で
疑問が残りますが、これはこれで良かったのではないかと思います。アクセサリーも流用できるし。
デュアルコアアップルA5プロセッサ採用 |
これも予想通りiPad2で採用されたA5チップを搭載しました。デュアルコアなので処理能力は
単純に2倍ですが、実際にはそれ以上の能力があるようです。しかし、問題なのは待ち受け時間。
iPhone4に比べて300時間→200時間に減少しています。ただでさえ消費電流が問題となっている
スマートフォン(特にiPhone)で、ここが改悪したのは今後最初に購入したユーザーの感想待ちですね。
▼デュアルコアのApple A5プロセッサ
デュアルモード対応 |
技術的にはこれが最も難しかったのではないかと思います。iPhone4では、
①W-CDMA(UMTS)/GSM版、②cdma2000(CDMA)版、の2種類が別々に販売されて
いました。これを統合する事で二つの商圏に同じ端末を売る事が出来ます。これが
ビジネス的にどれほど有益な事かは一々説明するまでも無いでしょう。
日本では、ソフトバンクとauの2社に同じ端末を売る事が出来るようになりましたね!
どちらのキャリアでiPhone4Sを購入すべきか? |
今回の機種から、ソフトバンクとKDDI auの2社で購入出来るようになりました!
さてどちらのキャリアで購入すべきなのか比較してみました。どちらも機種は同じ条件です。
1.繋がり易さ、通話品質
「繋がり易さ」はauにアドバンテージがあります。800MHz帯域を持っていますから。
同じく通話品質もcdma2000の方が良い。特にソフトバンクは通話品質は良くない。
一方、通話エリアに関してはそれ程差は無いと思います。建物の影とかが弱いだけ。
2.データ通信速度
ソフトバンク: W-CDMA 下り14.4Mbps 上り5.76Mbps
KDDI au: cdma2000 1xEvDO rev.A 下り3.1Mbps 上り1.8Mbps
それは理論値であって、実質数字程の差は体感出来ないと思います。
どちらの規格でも実質1Mbps平均しか出せないし、環境が良くてもせいぜい2Mbpsくらい。
確率的にW-CDMA HSDPAの14.4Mbpsの実力が出せるのはほぼゼロと言っても良い。
mpw.jp-携帯電話の研究と実験-・・・データ通信速度の実測結果のサイト
ちなみにcdma2000はマルチキャリアと言って3つの搬送波を多重できる。
現在は一つしか使用していない(1x=一つの搬送波の意味)ので、今後3倍(3x)までの余力がある。
というかCDMAなので多重すれば、理論的にはいくらでも伝送レートは上げられる筈です。
しかしそうなっても現実問題、通信環境に依存するのでやっぱり1~2Mbps止まりな感がある。
(見通しが良く、他にユーザーがいないで、止まっている時に14.4Mbpsの可能性はありますが)
3.料金
ソフトバンクの方が月額570円安い。これは意外と大きい。今後値下げする可能性もある。
ちなみに3社ともデータ通信が年内で破綻して従量制になる可能性が否定できない(米国はそうなった)
もしそうなったら暴動にならないのか?・・・結局WiMAXやクロッシーに逃げる方が賢いかも。
4.データ通信の安定性
cdma2000の方が安定している。しかしデータ通信と音声通信を同時にする事ができない。
一方、W-CDMAは同時にする事ができる。インターネットしている時に電話を受けることが可能。
インターネット利用中に電話出来ないのはauユーザーの常識、他のユーザーの非常識です(笑)
5.e-mail
一時的なものだが、KDDI au版では携帯メールが使えない。来年の1月頃からサポートする。
それまでの間は、gmailなどを使って絶えしのぐしか方法が無い。これは意外と不便かも?
さて自分ならどうする?
iPhoneをソフトバンクで契約して、音声通話はドコモかauのガラケーを契約します。
音声通話が月1,000円以下ならiPhoneだけでも良いかも?それ以上ならこの方法がオススメ。
iPhone4Sの待ち受け時間は従来比2/3と劣化しているので、ガンガン使う人にはいざという時に
電話が出来ない、という問題が出る可能性を否定出来ないからです。
と言うか、多分3GかWiMAXのモバイルルータを購入して、無線LAN接続した方が経済的には
良いと思います。まあ普通の人には難しいのでパッケージになったiPhoneをオススメしますけどね!
関連リンク: iPhone5, iPhone5とiPhone4S, 4G LTEとWiMAX
Posted by iriek at 00:00│Comments(0)
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