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2011年10月23日

プラチナバンド

アナログ地上波放送が終了して、その周波数帯域、いわゆるプラチナバンドの再利用が
注目されていますね。715~768MHz帯域は携帯電話として再利用する事が決まっている
のですが、どこのキャリアが使うのかはこれから総務省との話し合いになると思います。

ちょっと資料が古いですが、概ねこんな感じで利用帯域の再配置が始まります!

▼プラチナバンド ※クリックで拡大


icon76700/900MHz帯移動通信システムに係る参入希望調査の結果概要

ここで注目なのは、現在800、900MHz帯域を持っていないソフトバンクの動向です。
携帯電話には主に800、900MHz帯域と、1,800~2,100MHz帯域が利用されますが、
ソフトバンクは周波数が高い帯域しか所有していません。一般的に周波数が低い方が、
電波としては回折(電波が曲がって届く)ので、ビルの陰や建物の中でも受信し易くなります。
つまり、ソフトバンクが良く「繋がり難い」と言われているのは、基地局の数が少ないという
よりも、使っている周波数帯域の問題が最も大きいという訳です。この対策の為にソフトバンクは
建物の中に小型基地局を設置するなど膨大な予算をたてて改善しようとしていますが、
結果として「繋がりやすく」なったのでしょうか?(勿論、それ以外の理由もありますが)

今回、プラチナバンドの割り当てで、ソフトバンクにも同等の周波数帯域が配分されれば、
一気にNTTドコモ、KDDI auと比べて遜色がない「繋がりやすさ」になる可能性があります。


現在、NTTドコモとKDDI auの2社で800~900MHz帯域を88MHz保有しており、
900MHz帯域を”立退き”、800MHz帯域へ集約させます。この帯域は88→60MHzと減少する。
新しく割り当てられる帯域は、①700MHz帯域の30MHz×2業者、②立退いた900MHzの30MHz
の合計30MHz×3業者と言う事になります。名乗りを上げているのは、ドコモ、au、ソフトバンク、
イーモバイルの4社なので、1社があぶれる計算です。900MHz帯域を立退いたドコモ、auは
立ち退き料は当然貰いますが、2社とも700MHz帯域を希望して恐らく認可されるのではないか?
そして、900MHz帯域を喉から手が出る程欲しいソフトバンクとイーモバイルが一騎打ちになる。
ソフトバンクが当然認可されそうな気もしますが、イーモバイルは”軒貸し”で他社にも利用させるなど
電波の公共性に対するアピールがあり、業者選定は非常に難しい雰囲気になってます。

結局、オークションで販売する事になったのですが、今後の携帯電話の勢力図を塗り替える程の
重要な案件なので、注意して見守る必要がありそうです・・ソフトバンクは社運がかかっているかも?


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この記事へのコメント
けっこう設備投資がかかりそうな話ですね。

ソフトバンク、繋がり易くなったら一気に値上げ!

ですかね~?
Posted by たの at 2011年10月25日 21:39
>たのさん
立ち退き料は1,000億円くらいだったかと。安いもんです。
実際、国内の全ての基地局のRF部を交換する人件費くらいだと思います。

900MHz帯域をソフトバンクが購入して、
その後繋がりやすくなるかどうかは・・・・、実際不明です(笑)
Posted by iriek at 2011年10月26日 11:14
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