いり江の福岡生活

街の発展に伴い、交通手段も変化していきます。

飛行機、自動車、電車、地下鉄、バス、タクシー。色々あります。
世界の都市部(東京、ロンドン、パリ、、、)において、
市街地で自動車はもはや主たる交通手段ではないでしょう。

▼リージェント通り(ロンドン)　左の赤縁の看板は地下鉄


ドイツやイギリスでは
市街地への車の乗り入れを禁止している都市もあります。

ケンブリッジでは街の道路の真ん中から直径30cm金属の棒が
にょきにょき出てきます(通行可能な車両の時のみ引っ込みます)

・・・

福岡の人口は100万人以上。
立派な都市ですが、まだまだ自動車が主流だと思います。

福岡では庶民のもっとも便利な交通手段は恐らくバスでしょう。
この福岡のバス(西鉄)の路線の充実さはものすごいものがあります。
多分、他県から来た人は使うことはできないでしょう。

▼西鉄バスの路線マップの一部


しかも公式の路線マップも見当たりません。
複雑すぎて管理するのはもはや困難だからかもしれません。

いやはやスゴイ充実振りです。


でもいずれ人口と交通量が増えるとどうなりますか？


20年くらい前、
東京のバスは雨降りの朝の通勤時には
必ず満員で2～3台通過してしまうのは当たり前でした。
10分でいける距離が渋滞で30分かかったりとか。
とても通勤、通学には使えない代物だったことを覚えてます。

電車だって通勤時は駅員に押して貰わなければ乗れません。

いつか福岡もそうなるかもしれません。


今では都内は電車や地下鉄が網の目のように走り、
例えば山手線は1～2分間隔で正確に運行されています。
都内では最も便利な乗り物だと私は思います。


「福岡市内全域、地下鉄でどこでもいける」

そんな風に少しずつ準備ができたらいいな、とそんな事を考えました。