いり江の福岡生活

先日、福岡の社会保険労務士のいなださんが、亀屋饅頭の記事をみて、
「写真加工の技術に興味ありです～」なんて、コメントをくれたものですから、
調子にのって、Adobe Photoshopで、写真を加工するtipsを紹介します。

試験的な記事なので、面白くなければこれが最終回です。

素材はポッキーの写真を用いましょう。
実はこの写真、お菓子以外の風景の色がセピアになってます。
気が付いた貴方は、かなりの『いり江の福岡生活』通です(笑)

周辺をぼかす

こちらがオリジナルのポッキーのデータです。

▼オリジナルデータ


まず写真全体を選択します(Ctl+A)。

次に、”選択範囲”>"選択範囲を変更">”境界線”、でピクセル数を入れ
少し内側を選択します。画素数に応じて10~100ピクセルくらい⇒①

”境界をぼかす”にて、ぼかす範囲を選択します。
破線が2重になってますが、この間が"ぼかす"選択をされています⇒②

▼少し内側を選択①　　　　　　　　　　　　　　 ▼ぼかす範囲を選択②


周囲を白抜きにぼかすには、選択された範囲に白を塗るか、
消去(透明)にするか二通りの方法があります。消去する方が
背景の画像が透けて見えるので、使い勝手は良いでしょう。

▼選択した範囲を消去(透明)する


何度かDelキーを押すと、選択する範囲が徐々に消えていきます。
グラデーションがかかっているので、周辺にいくほど白くなります。

以上で周辺がぼけた写真ができたと思います。
簡単でしょう？　他にも色々なやり方があると思いますよ。

切り取って影をつける

ついでにもう一つ、ポッキーに影を付ける方法を紹介します。

まずポッキーを"多角形選択ツール"などを使って切り取ります。
この時、切り抜いたデータは新規レイヤーにペーストします。
切り抜いた背景は消去してしまいましょう。これで透明な背景になります。

▼ポッキーを切り取る


必要であれば、"編集">"自由変形"、を使ってポッキーの大きさを調整します。
次に、ポッキーの下に新規レイヤーを作成します(影レイヤー)。

レイヤー構成
============
2 ポッキーレイヤー
1 影レイヤー
0 背景(透明)
============

ポッキーを選択したまま、影レイヤーに移動します。
"選択範囲を変形"を使って、影を作っていきます。
①まず縦に70%くらいに小さくし、②平行四辺形になるように横に潰す。
まあ。こんな感じでしょう。

▼選択範囲を縦に変形させる　　　　　　　　 ▼選択範囲を横に変形させる


また、"選択範囲をぼかす"、にして選択範囲をぼかします。
こうすると、ぼけて影らしくなりますよね。この領域を、
"編集">"塗りつぶ"し、を使って黒(透明度50%)に塗りつぶします。

▼切り取って影をつけたポッキー


これで完成です。ポッキーに影がつきましたね。


どうでしょう、分かりましたか？

写真のスクリーンショットを撮るのに一生懸命で、
適当にささっとやったので仕上がりがイマイチですが(笑)

操作そのものを覚えるのではなく、
全体の作業の流れを覚えると、どんなソフトでも使えると思います。

あとは・・・貴方の腕次第です！

今までの記事を良く見ると、
色んなtipsを使って、写真を加工しているのが分かると思います。

興味がある人は探してみてください！
(このブログのタイトルバナーのYahoo!ドームとか・・・)