福岡の蝉

iriek

2008年08月15日 10:00

福岡の夏は暑い。その上、蝉がうるさい
このうるさい蝉を採取して標本にすることを思いついた。

夏休みの自由研究と題して、小学2年生の子供に指令を出す。
「図鑑に載っている蝉を全て捕まえる事」
但し、ミンミンゼミは福岡にはいない。それ以外は捕まえて標本にしよう。

喜んで虫網、虫かごをもって夢中になって蝉を採取しに行く。
夏休みの楽しい思い出....プライスレス。

▼クマゼミ 福岡市街地 主に午前中にシャーシャー鳴く


東京にはいない蝉。変わりにミンミンゼミという分布らしい。
たくさんいるし、簡単に捕まります。殆ど逃げない。
但し、捕まえるとギャーギャー騒ぐのが特徴。
お前には情緒というものは無いのか?

▼アブラゼミ 福岡市街地 羽が茶色 午後にジージー鳴く


すばやい動きが特徴で素手では捕まらない。
虫網を持って捕まえるべし。おしっこに注意。
油で揚げたようなジージー、ジリジリという声が特徴。
アブラゼミ以外は羽は透明だが、これだけは茶色なのですぐ分かる。

▼ヒグラシ 山間部に生息 夕暮れにかなかなと鳴く


山間で夕暮れに、かなかな、と鳴きます。
とっても涼しげです。福岡では油山にいます。
但し、油山市民の森では、生物・植物は持ち帰ることはできない。
このヒグラシは熊本で採取しました。

▼ニイニイゼミ 福岡市街地にもたまに見かける


羽が透明と茶色の斑点。福岡では殆ど見かけない。
子供は街にもいると言うが、私は見たことが無い。
このニイニイゼミも熊本で採取しました。

・・・

この蝉を含めて、トンボ、バッタ、ナナフシ、などなどで
夏休みの自由研究の昆虫標本を作成中です!

如何です? 観察してみるとうるさい蝉も楽しくなりますよ!

▼おまけ オニヤンマの登場!
熊本山中で採取。当然、福岡にはいない(と思う)。
とにかく普通の赤とんぼと比べると格段に大きい。スピードも速い。

採取するのは至難の業です

▼オニヤンマ 体長15cm 羽の長さ20cmくらい


▼オニヤンマ 拡大 黄色の黒のコントラストがキレイ


オモチャのようなつくり。こんな生き物がいるなんて!
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