TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)については今更説明する必要はないでしょう。
良く言われるのが、関税を撤廃する事で自動車や電気機器を輸出し易くなり、
一方で農業は厳しくなる、という説明のアレです。日本の第一次産業はたった1.5%なので、
それよりも日本の強みである分野を伸ばした方が良い、と言う事ですね。
▼フジテレビ系の番組でキレる中野剛志氏
今朝、たまたまテレビを見ると経済産業省の官僚で現在京都大学に出向中の中野剛志氏が
出演して、かなりキレてましたので、思わず食い入るように見てしまいました。中野氏は、著書に
TPP亡国論などがあり、一貫して「反対」の立場を取っています。いくつかYouTubeを紹介します。
▼視点・論点 「TPP参加の是非」
如何ですか?TPPって、農業だけの問題じゃない事が分かると思います。
金融や保険、国民の安全なども全てアメリカの決めたルールに変更させられる事に。
悪意があるのかどうかは分かりませんが、日本は食い物にされてしまう可能性も否定できない。
それでは問題のフジテレビの放送!キレまくる中野剛志さんに注目!
▼フジテレビ10/27放送
戦後から日本経済を支えてきたのは自動車、電機、鉄鋼といった輸出産業。ここで儲けた
お金を他の産業が日本の中で回して、日本国民が全員潤っている仕組みです。ですから、
輸出産業を伸ばさなくてはいけない、というのは正論なんですよね。これが賛成論という訳。
じゃあTTP加入した場合には、日本のGDPは2.7兆円上昇する試算ですが、これって0.5%増くらい?
しかも、10年でって事は、0.05%って事かな?こりゃ得られるものよりも、失うモノの方が多そうだ。
しかし、それにしても中野剛志さん・・・キレ過ぎ(笑) ホント、生放送をうまく利用してる
少し前に『官僚の責任(古賀 茂明)』を読んで、この日本の腐った
部分を見たような暗い気持ちになりましたが、古賀さんにしろ、
中野さんにしろ、官僚にもオモシロい人が出てきたような気がします。
取りあえず、遅ればせながら『TPP亡国論』読んでみようかな?
貴方は、TPP賛成ですか?反対ですか?