1月6日にGoogleがNexus Oneを正式発表しました。
以前、
次世代iPhoneの大胆予測(笑)の記事で少し触れましたが、
これは、GoogleのAndroid OSを搭載した、Googleブランドの携帯です。
だからこの携帯は、AppleのiPhoneのようにGoogleから販売されます。
自分は、Nexus Oneを購入する予定はありませんが、この機種を見ると、
次世代iPhone(今年の秋発売)がどのようになるのか大体分かってきます。
Nexus Oneの紹介をしながら、次世代iPhoneについて、少しずつ説明していきましょう。
▼GoogleのAndroid携帯「Nexus One」
Google Nexus Oneの公式HPは
こちら
▼GoogleのAndroid携帯「Nexus One」(動画)
Google Nexus Oneの公式YouTubeサイトは
こちら
同じAndroid携帯のMotorolaの"Droid"は四角形でダサかったのですが、
外観はiPhoneのように丸みを帯びた形状です。でも、iPhoneの方がオシャレかな。
筺体はiPhoneのようにツルツルのプラスチックではなく、シルクのように
高級感のあるしっとりした素材だそうです。でもケースとかも販売されるかも。
ストレージは4GBと寂しいですが、通話時間は7時間、カメラは5Mです。
素晴らしいのは3.7インチのタッチパネル有機ELディスプレイの綺麗さ!
間違いなく、Google Android携帯としては、過去最高の完成度でしょうね。
iPhone 3GS vs Motorola Droid vs Nexus One比較表は
こちら
▼Nexus One分解調査(Teardown Report)
Nexus One Teardown(iFixit社)の記事は
こちら
気になる中の構造ですが(普通の人は気になりませんね)、
特筆すべきはCPUに1GHz Qualcomm Snapdragonプロセッサーを
搭載している、ということ。動作確認レポート(動画)が米国ではちらほら
出回っていますが、iPhone 3GS(600MHz)と比べると、かなり高速な
イメージがあります。次世代iPohneもARM社製「Cortex-A9」プロセッサ(1GHz)を
搭載予定なのですが、もしかしたらもうひとつ新しいプロセッサに挑戦する
可能性もあると思います。マルチコアプロセッサとか・・・。
もうひとつNexus Oneではついにフルフラッシュ対応になりました。
これはiPhoneでも前から切望されていた機能の一つで、3GSでは対応が
見送られた経緯があります。アプリケーションプロセッサの問題というより、
Adobe社の対応が遅れていた為だと思いますが、これで次世代iPhoneへの
搭載も確実になると思います。これでほとんどのHPをiPhoneで完全な
カタチで閲覧することができるようになりますね。
▼スマートフォンシェア(米国)
何となく、iPhoneに比べて影の薄いAndroid携帯ですが、
米国では着実にシェアを伸ばしているようです。最近の調査では、
iPhone=55%に対して、Android=20%まで拡大してきています。
そしてこのシェアを一気に拡大するGoogleのプランが、
無料でAndroidケータイを一斉配布する可能性・・・・、だそうです。
Nexus Oneの原価が200ドルと仮定(SIMロックフリー版価格529ドル)でして、
500万台無償配布したとして、ざっと10億ドル(1,000億円)ですが、現在、
Googleは、220億ドル程度のキャッシュを保有していますので、可能性はあると
思います。是非、日本でもお願いしますね!(笑)
米国でのNexus Oneの販売価格は179ドル。
SIMロックフリー版の価格は529ドルです。こちらを購入すれば、
貴方が現在お手持ちの携帯電話のUSIMカードを挿入すれば、
(※保障できませんが、ドコモとソフトバンクでは動作すると思います)
今すぐに日本でNexus Oneを使う事ができます。
但し、日本語の表示はできますが、入力するには別売りアプリの購入が必要です。
(注)記事は個人的な考えを掲載したもので、米Google社及びNexus Oneとは何の関係もありません。
本記事を無断で転載し、不利益を得たとしても、筆者は何の責任も負うものではないとします。
▼Nexus Oneを実際に使ってみる