ポータブルWiFi、モバイルルータなどと呼ばれる携帯型無線LANルータ。
一体、何に使うのか分からない人も多いでしょう。ここでは6月24日に発売される
バッファロー社の新製品のDWR-PGの使用方法について少し考えてみます。
5月18日のNTTドコモの新製品発表会で電撃デビューし、話題を独占した製品で、
開発したNTTBP（エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム)とバッファローが
5月25日に記者会見を開いて、製品説明をしてくれました。どんな製品なのか？
▼ポータブルWi-Fi DWR-PG
大きさは、高さ64.4mm×幅95mm×厚さ17.4mmと手のひらにのるサイズ。
重さは105g、連続待ち受け30時間、最大で連続6時間の使用が可能です。
実際にこれに触って操作することは無く、常に鞄の中に入れて持ち歩けば良い。
ビジネス用の鞄なら全然問題ないが、女性用の小さな鞄だとやや大きいかな。
NTTドコモの3G(WCDMA 800MHz/2GHz)回線に接続できるので、
ドコモの広いエリア全てで利用ができる上、無線LANは、一般的な11b/gの他、
HOTSPOTなど802.11aをサポートする公衆無線LANサービスも受信可能です。
勿論、専用クレードルに設置すれば、自宅の有線LANにも接続可能・・便利です。
3G回線速度は、ドコモの受信7.2Mbps、送信5.7Mbps(HSDPA/HSUPA)に対応！
このルーターには11b/gに対応した機器が接続できます。ノートパソコン、iPhone、
iPad、ニンテンドーDS、・・・、ルータ機能があるので最大6台まで同時に接続可能。
これ1台あれば、パソコンのモデムにもなるし、3G機能の無いiPadも使えるし、
USIMカードを抜いてしまった(解約した)iPhoneも使えます・・・しかも、同時に！
ビジネスの場でも、少人数のミーティングでファイル共有させたりすることもできます。
▼背面にはメモリカードが入る
また、メモリカードを内蔵していて、例えばデジカメのカードを差し込めば自動的に
Flickr、Picasaなどのウェブアルバムサービスにアップロードできます・・・これも便利！
逆にPadcastなどのニュースを指定した時間に自動ダウンロードすることも可能です。
尚、ルーターのSIMカードにはSIMロックがかかっています。
従って、海外でこの製品を使う事は現状できませんが、今後検討するそうです。
・・・
気になるのはやはりお値段ですよね！
端末の価格は、3万7000円になる予定。一部ドコモショップと量販店で販売されるので、
もっと安くなるかもしれないし・・・データプランとの合わせ技で無料になる可能性もある。
「定額データプラン スタンダード バリュー」の場合、毎月の上限額が5,985円です。
但し、6月1日以降に加入すると、最初の1年間だけ上限4,410円で利用できる
キャンペーンが実施されるそうです。これは見逃せませんね！
えっ、たった月4,410円？？ もしこれなら超安い！
この製品はルータであり、経由してパソコンを接続していますので、
パケット定額サービス「パケ・ホーダイ ダブル」の適用になるかもしれません。
その場合、月10,395円(料金改定前月
13,650円)になります。
でも、これを使って何に接続するかなんて、どうやって証明するんだろう？
やっぱり、月4,410円ですよね・・・もし、この値段で間違いが無ければ・・・・、
iPhone, iPadユーザーが大量にドコモに流れますよ！ソフトバンクさんっ！
(アップル社とiPhoneの契約が出来なかったドコモの逆襲・・・といった所でしょうか)
発売は、6月24日・・・・、しっかりと動向をチェックしていきたいと思います。
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