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2008年10月04日
労働生産性
日本は他の国と比べて裕福だと思いますか?
世界第2位の経済大国ですが、国民は漠然と裕福だとは感じていませんよね。
財務諸表には資本利益率などが記載されていますが、その数字では分からない。
労働生産性とは、労働時間当たりの企業の利益です。
つまり1人で1時間働くと、企業にどれだけの利益が生じるかという指標です。
ここでは単純に利益=給料だと考えて良いと思います。
日本の労働生産性は、先進国の中では11年連続で最下位です。
アメリカの70%くらいしかない。これはつまり、同じ給料を貰うのに、
アメリカ人が7時間働くところを、日本人は10時間働いているということ。
しかもです。
鉄鋼、自動車、電機、エレクトロニクスといった輸出がメインの製造業の
労働生産率はなんだかんだいってもまだまだ世界のトップ水準だそうです。
そうしなければ世界を舞台に生き残れなかったからです。
これは、それ以外の業種の労働生産性は最悪だ、ということです。
アメリカの50%とすると、毎日7時間残業などをする必要があることに。

さてここからが本題。
この労働生産性の悪さが、
少子化問題、メタボ、うつ病、などの根本的な原因だと思います。
※世界で最も注目すべき女性50人に選ばれた勝間和代さん著書「利益の方程式」から
労働生産性が低いので、
毎日、遅くまで働くことを強要され、休みもとれず、毎日疲弊し、
深夜に夕食をとり、家族との時間がとれず、漠然とした不満足感に陥る・・・
また日本には中小企業、個人事業が多すぎで、
これが労働生産性を下げる大きな要因となってます。
だからといって大企業ばかりになれば良いとは言ってません。
しかしその為には、事業主は効率的に利益を生み出す仕組みを勉強し、
労働生産性を改善し、社員が家族との時間や自分の時間を大切に
できるような会社を作り、豊かな日本にしていく責任をもつべき、と思います。
生きるために仕事をしているのであって、
仕事をするために生きている訳ではないのですから。
世界第2位の経済大国ですが、国民は漠然と裕福だとは感じていませんよね。
財務諸表には資本利益率などが記載されていますが、その数字では分からない。
労働生産性とは、労働時間当たりの企業の利益です。
つまり1人で1時間働くと、企業にどれだけの利益が生じるかという指標です。
ここでは単純に利益=給料だと考えて良いと思います。
日本の労働生産性は、先進国の中では11年連続で最下位です。
アメリカの70%くらいしかない。これはつまり、同じ給料を貰うのに、
アメリカ人が7時間働くところを、日本人は10時間働いているということ。
しかもです。
鉄鋼、自動車、電機、エレクトロニクスといった輸出がメインの製造業の
労働生産率はなんだかんだいってもまだまだ世界のトップ水準だそうです。
そうしなければ世界を舞台に生き残れなかったからです。
これは、それ以外の業種の労働生産性は最悪だ、ということです。
アメリカの50%とすると、毎日7時間残業などをする必要があることに。

さてここからが本題。
この労働生産性の悪さが、
少子化問題、メタボ、うつ病、などの根本的な原因だと思います。
※世界で最も注目すべき女性50人に選ばれた勝間和代さん著書「利益の方程式」から
労働生産性が低いので、
毎日、遅くまで働くことを強要され、休みもとれず、毎日疲弊し、
深夜に夕食をとり、家族との時間がとれず、漠然とした不満足感に陥る・・・
また日本には中小企業、個人事業が多すぎで、
これが労働生産性を下げる大きな要因となってます。
だからといって大企業ばかりになれば良いとは言ってません。
しかしその為には、事業主は効率的に利益を生み出す仕組みを勉強し、
労働生産性を改善し、社員が家族との時間や自分の時間を大切に
できるような会社を作り、豊かな日本にしていく責任をもつべき、と思います。
生きるために仕事をしているのであって、
仕事をするために生きている訳ではないのですから。
Posted by iriek at 03:00│Comments(4)
│他
この記事へのコメント
日本人は、人目を気にする民族なので
客観的な評価をもらえないところでは
余裕が無いくらいに働くしか自信がもてない
たおれるまで頑張らないと自分がOKを出さない
そんな面があると思います。
「努力して自分が成績が上がったら
他人に対して攻撃的になり、とげとげしい態度をとる
そんな努力なんかやめてしまえ。」
と、書いてある本を読んで、ニコニコして暮らそうと思いました。
客観的な評価をもらえないところでは
余裕が無いくらいに働くしか自信がもてない
たおれるまで頑張らないと自分がOKを出さない
そんな面があると思います。
「努力して自分が成績が上がったら
他人に対して攻撃的になり、とげとげしい態度をとる
そんな努力なんかやめてしまえ。」
と、書いてある本を読んで、ニコニコして暮らそうと思いました。
Posted by egorin
at 2008年10月04日 07:28

昔の日本は、チームが団結していて、これが高度成長期を支えてました。
それが欧米の成果主義、個人主義を真似て一気に景気が悪くなり、逆に欧米では、
昔の日本のやり方(行動分析学)を研究してます。皮肉なものです。
自分だけが良ければ・・・という個人主義が日本に浸透して嫌ですが、
他人を蹴落すような努力なんてやめてしまえ、というのも究極の意見ですね。
何事もバランスよく、いつもニコニコして暮らせればいいと思います。
それが欧米の成果主義、個人主義を真似て一気に景気が悪くなり、逆に欧米では、
昔の日本のやり方(行動分析学)を研究してます。皮肉なものです。
自分だけが良ければ・・・という個人主義が日本に浸透して嫌ですが、
他人を蹴落すような努力なんてやめてしまえ、というのも究極の意見ですね。
何事もバランスよく、いつもニコニコして暮らせればいいと思います。
Posted by iriek
at 2008年10月04日 10:09

滅私奉公ってのが今までの美徳でしたけど、それが過労死やメンヘルをもたらしているように思いますね。高度経済成長期のように、考えずに努力するだけで成果が得られる時代ではないので、努力の仕方にも知恵を出さねばなりませんね。
欧米の企業も一括りにするのは難しいですが、GEなどチームワークの大切さを認識しているところもあります。一般に、日本の企業との違いは、責任や業務範囲が明確であることのように思います。
欧米の企業も一括りにするのは難しいですが、GEなどチームワークの大切さを認識しているところもあります。一般に、日本の企業との違いは、責任や業務範囲が明確であることのように思います。
Posted by 軽井沢仙人 at 2008年10月06日 02:08
>軽井沢仙人さん
高度成長期の頃は、売上を伸ばせば利益があがったので、
経営者は利益のことを考えずに売上を伸ばすことだけを考えれば良かったし、
逆にその方が経営効率がヨカッタ。
しかし現在では売上ではなく、利益を上げることを考えないと、
労働生産性が下がって、働いても働いても我が暮らし・・・・になっているようです。
これは企業の経営者の責任によるところが大きいと思います。
高度成長期の頃は、売上を伸ばせば利益があがったので、
経営者は利益のことを考えずに売上を伸ばすことだけを考えれば良かったし、
逆にその方が経営効率がヨカッタ。
しかし現在では売上ではなく、利益を上げることを考えないと、
労働生産性が下がって、働いても働いても我が暮らし・・・・になっているようです。
これは企業の経営者の責任によるところが大きいと思います。
Posted by iriek at 2008年10月06日 08:23