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2010年04月23日
iPhoneにFlashは搭載されない
4月21日付けのLA Timesに気になる記事が掲載されました。
『The gloves come off in fight between Apple and Adobe』
(直訳:AppleとAdobeのケンカの手袋は外された)
iPhone/iPadのiTunes App StoreでFlash関連のアプリを全面却下するとの
Apple方針に対する喧嘩に対する、Adobe側の反応ですが、以下の通り。
「開発済みのiPhone、iPad向けFlash関連ツールは引き続き出荷するものの、
今後このツールに対し新たに投資する計画はない」 by Adobeプロダクトマネージャ
ここでFlash関連ツールとは、FlashそのものをAppleが認可しないので、
FlashをiPhone/iPad用に変換するツールを発表して、擬似的に動作させるツールを
Adobeはリリースしたのですが、それさえもAppleは却下する模様です。
▼Steve Jobs Apple CEO

全世界のホームページ、ブログの80%に何らかのFlash技術が用いられていると
言われています。見栄えの良い動画やアプリケーション、ゲームまで、Windowsや
Macなど色々なプラットホームで動作するFlashは開発者にとって便利なものです。
iPhone/iPadは携帯とは違いパソコンと同じようにホームページを閲覧することができます。
いわゆるフルブラウザ対応です。しかし、Flashを見る事ができない。これはつまり80%の
ホームページなどを完全な状態で閲覧できないことを意味します。一方、Google携帯と
言われるAndroid OSはFlashを対応しているので、パソコンと同じように閲覧可能です。
つまり、技術的な問題ではなく、これは政治的な問題なのです。どういう事か?
1.Cross Platform
Adobeの構想では、プラットホームを越えて(Windows, Mac, etc...)動画などを閲覧可能に
することが彼らの目標(Goal)なのですが、AppleはiPhone/iPadという一つのプラットホームに
全てのユーザーを縛りつけたい、という思惑があるとLA Timesは記事に書いています。
これは本質的な両者の考え方の違いだと思います。その点、Googleはプラットホームを
持っていないので自由にやってもらって構わない。だからAndroidではFlashをサポートしてます。
2.Adobe Store
もし、Flashを認めた場合、App Storeでソフトを販売するというAppleのビジネスモデルが
壊れてしまう可能性を排除できないから。極端な話、App Storeで、『Flash』というアプリを
無料でダウンロードすれば他には何も要らず、Adobeが提供する『Adobe Store』なるサイトが
できて、ここでiPhone/iPadだけでなく、AndroidやWindows、MAcでも動作可能な汎用アプリが
有料/無料で提供されるかもしれない。あくまで可能性ですが、Adobeがこれを絶対にしないと
約束できない以上、AppleとしてはFlashを認めたくないのは当然と思えます。
・・・
さて、我が道を行くGoogleは、自社の子会社であるYouTube(現状、Flash技術)において、
iPhoneでも閲覧できるように改良を加えて提供しています。だからiPhoneでも便利に使えますね。
今後は、GoogleはYouTubeをHTML5に移行する計画です。そう言えば、AppleもMicrosoftも、
HTML5開発に積極的でしたね・・・、IE9ではHTML5がサポートされ、Flashが必要なくなります。
Microsoft、Google、Appleの3社はFlashではなく、HTML5を選択しています。これはAdobeが
Flash技術で業界を圧倒している事に対する嫉みなのかもしれません・・・まさに大人の事情です。
しかしAdobeはグラフィックの分野(Photoshop,etc...)では依然として『王様』には変わりません。
・・・
リアルタイム動画配信ができるUstreamというサービスがiPhoneでも良く使われるので
段々とメジャーになってきました。実は、これにもFlash技術が使われています。
Flashを使っているので、基本的にはiPhone/iPadでは閲覧することができません。
(Ust Viewerを使えば観れるらしいです・・・使ってませんが。Android OSでは閲覧可)
▼Ustreamのエラー画面

「iPhone/iPadで閲覧できるように頑張ってやってます・・・」
と書いてますね。さっさと対応したYouTube(by Google)に比べてかなり大変そうです。
今後を考えると、HTML5対応すべきと思いますが・・・・、さてどうなるのか?
関連リンク: Adobe Flash, iPhone OS 4.0
関連リンク: Google Chrome OS, シンクライアント, Nexus One, 次世代iPhone,
スティーブ・ジョブズ, iPhone月額使用料, iPhone 3G S(#2), iPhone OS 3.0,
iPhone 3G S, iPhoneが水没, インターネット接続の共有, ブルートゥース,
iPhone 3G(#5), SIMロックフリー, アップル・コンピュータ, iPhone 3G(#4),
iPhone 3G(#3), iPhone 3G(#2), iPhone 3G
『The gloves come off in fight between Apple and Adobe』
(直訳:AppleとAdobeのケンカの手袋は外された)
iPhone/iPadのiTunes App StoreでFlash関連のアプリを全面却下するとの
Apple方針に対する喧嘩に対する、Adobe側の反応ですが、以下の通り。
「開発済みのiPhone、iPad向けFlash関連ツールは引き続き出荷するものの、
今後このツールに対し新たに投資する計画はない」 by Adobeプロダクトマネージャ
ここでFlash関連ツールとは、FlashそのものをAppleが認可しないので、
FlashをiPhone/iPad用に変換するツールを発表して、擬似的に動作させるツールを
Adobeはリリースしたのですが、それさえもAppleは却下する模様です。
▼Steve Jobs Apple CEO

全世界のホームページ、ブログの80%に何らかのFlash技術が用いられていると
言われています。見栄えの良い動画やアプリケーション、ゲームまで、Windowsや
Macなど色々なプラットホームで動作するFlashは開発者にとって便利なものです。
iPhone/iPadは携帯とは違いパソコンと同じようにホームページを閲覧することができます。
いわゆるフルブラウザ対応です。しかし、Flashを見る事ができない。これはつまり80%の
ホームページなどを完全な状態で閲覧できないことを意味します。一方、Google携帯と
言われるAndroid OSはFlashを対応しているので、パソコンと同じように閲覧可能です。
つまり、技術的な問題ではなく、これは政治的な問題なのです。どういう事か?
1.Cross Platform
Adobeの構想では、プラットホームを越えて(Windows, Mac, etc...)動画などを閲覧可能に
することが彼らの目標(Goal)なのですが、AppleはiPhone/iPadという一つのプラットホームに
全てのユーザーを縛りつけたい、という思惑があるとLA Timesは記事に書いています。
これは本質的な両者の考え方の違いだと思います。その点、Googleはプラットホームを
持っていないので自由にやってもらって構わない。だからAndroidではFlashをサポートしてます。
2.Adobe Store
もし、Flashを認めた場合、App Storeでソフトを販売するというAppleのビジネスモデルが
壊れてしまう可能性を排除できないから。極端な話、App Storeで、『Flash』というアプリを
無料でダウンロードすれば他には何も要らず、Adobeが提供する『Adobe Store』なるサイトが
できて、ここでiPhone/iPadだけでなく、AndroidやWindows、MAcでも動作可能な汎用アプリが
有料/無料で提供されるかもしれない。あくまで可能性ですが、Adobeがこれを絶対にしないと
約束できない以上、AppleとしてはFlashを認めたくないのは当然と思えます。
・・・
さて、我が道を行くGoogleは、自社の子会社であるYouTube(現状、Flash技術)において、
iPhoneでも閲覧できるように改良を加えて提供しています。だからiPhoneでも便利に使えますね。
今後は、GoogleはYouTubeをHTML5に移行する計画です。そう言えば、AppleもMicrosoftも、
HTML5開発に積極的でしたね・・・、IE9ではHTML5がサポートされ、Flashが必要なくなります。
Microsoft、Google、Appleの3社はFlashではなく、HTML5を選択しています。これはAdobeが
Flash技術で業界を圧倒している事に対する嫉みなのかもしれません・・・まさに大人の事情です。
しかしAdobeはグラフィックの分野(Photoshop,etc...)では依然として『王様』には変わりません。
・・・
リアルタイム動画配信ができるUstreamというサービスがiPhoneでも良く使われるので
段々とメジャーになってきました。実は、これにもFlash技術が使われています。
Flashを使っているので、基本的にはiPhone/iPadでは閲覧することができません。
(Ust Viewerを使えば観れるらしいです・・・使ってませんが。Android OSでは閲覧可)
▼Ustreamのエラー画面

「iPhone/iPadで閲覧できるように頑張ってやってます・・・」
と書いてますね。さっさと対応したYouTube(by Google)に比べてかなり大変そうです。
今後を考えると、HTML5対応すべきと思いますが・・・・、さてどうなるのか?
関連リンク: Adobe Flash, iPhone OS 4.0
関連リンク: Google Chrome OS, シンクライアント, Nexus One, 次世代iPhone,
スティーブ・ジョブズ, iPhone月額使用料, iPhone 3G S(#2), iPhone OS 3.0,
iPhone 3G S, iPhoneが水没, インターネット接続の共有, ブルートゥース,
iPhone 3G(#5), SIMロックフリー, アップル・コンピュータ, iPhone 3G(#4),
iPhone 3G(#3), iPhone 3G(#2), iPhone 3G
Posted by iriek at 11:00│Comments(4)
│他
この記事へのコメント
そうそうアイポンでなんたらフラッシュがど~のこ~ので
見れません・・・。
ダウンロードして下さい!!!でダウンロードしようとしたら出来ません!!!
ってコレのことだったのね・・・。
早くして欲しいわ~見れないんだもん。
見れません・・・。
ダウンロードして下さい!!!でダウンロードしようとしたら出来ません!!!
ってコレのことだったのね・・・。
早くして欲しいわ~見れないんだもん。
Posted by パセリ
at 2010年04月24日 13:00

>パセリさん
iPhoneではFlashは見れない可能性が高くなりました。
完全なホームページを閲覧したければ、Android OSの携帯で?
iPhoneではFlashは見れない可能性が高くなりました。
完全なホームページを閲覧したければ、Android OSの携帯で?
Posted by iriek
at 2010年04月24日 21:11

アドビさんも…アイフォ~ン向けの開発はストップみたいな記事を
読んだ気がするので…もう載らないですねflash…
あんまり不満もないので…仕方ないかぁ~くらいなんですけど
読んだ気がするので…もう載らないですねflash…
あんまり不満もないので…仕方ないかぁ~くらいなんですけど
Posted by 春
at 2010年04月25日 00:56

>春さん
まだAdobeの非公式発表の段階ですが・・・もうダメでしょうね。
あれっ・・・困ってない?Ustreamとかも使ってないのかなぁ?
まだAdobeの非公式発表の段階ですが・・・もうダメでしょうね。
あれっ・・・困ってない?Ustreamとかも使ってないのかなぁ?
Posted by iriek
at 2010年04月25日 01:15
